気持ちが切り替えられないときは「呼吸」から
人は生まれた瞬間、
「オギャア」と息を吐くことから人生が始まります。
一生は、吐いて、吸ってを繰り返す「呼吸の連続」。
それだけ呼吸は、
私たちの心と身体にとって欠かせないものです。
呼吸が浅くなると疲れやすくなる
「一生のうちにする呼吸の回数は決まっている」
そんな説があります。
科学的に証明されているわけではありませんが、
毎日イライラし、浅く早い呼吸をしていると
それだけ呼吸を消耗しているようにも感じます。
反対に、ゆっくり深い呼吸ができている人は
どこか落ち着きがあり、疲れにくい。
昔から「長生き=長息」と言われてきたのも、
決して偶然ではないのかもしれません。
気持ちは変えにくくても、呼吸は変えられる
・人間関係でモヤモヤした
・仕事で叱られて落ち込んだ
・考えごとが止まらない
そんなとき、
「前向きに考えよう」「切り替えが大事」と言われても
正直、難しいですよね。
でも、気持ちはすぐに変えられなくても、
呼吸は変えられます。
すぐに気持ちが落ち着く呼吸法
まずは椅子に座って、肩の力を抜いてみましょう。
鼻から自然に息を吸い、口からゆっくりと息を吐きます。
5秒ほどかけてゆっくり息を吸い、10秒ほどかけてゆっくり吐きます。
苦しくない範囲で、これを数回繰り返してみましょう。
難しい場合は、3秒吸って6秒吐くところから始めても構いません。
苦しくない範囲で、これを数回繰り返します。
大切なのは、無理に深く吸うことではなく、ゆっくり吐くことです。
呼吸を整えようと頑張る必要はありません。
まずは自分の呼吸に気づき、吐く呼吸を少しだけゆっくりにする。
それだけでも、気持ちを落ち着けるきっかけになります。
自律神経のバランスが少しずつ整い、心も落ち着いてきます。
呼吸が浅いときにおすすめのツボ「労宮」
それでも
・身体が緊張している
・呼吸が浅くて苦しい
そんなときはツボが効きます。
おすすめのツボ、それは
手のひらの中央にある「労宮(ろうきゅう)」。
薬指を軽く曲げたとき、指先が当たる場所が目安です。
反対側の親指で
「痛気持ちいい」強さで、ゆっくり押してみてください。
お灸ができる方は、お灸もとても相性が良いツボです。
労宮は「過労の館」という意味を持ち、
心と身体の疲れをやさしく鎮めてくれます。
身体を変える、心を整える第一歩は「呼吸を整えること」
無理に気持ちを変えようとしなくて大丈夫です。
まずは、今の呼吸に気づくこと。
そして少しだけ、ゆっくり吐くこと。
深く、静かな呼吸は乱れた心を整え、
結果として身体も人生も、少しずつ整えてくれます。
「最近、呼吸が浅い気がする」
「ソワソワしている」
そんな方は、ぜひ一度意識してみてください。
▶【自律神経の乱れについて】



