椎間板ヘルニアによる痛み・しびれでお悩みの方へ
「椎間板ヘルニアと診断されて不安になっている」 「腰や首の痛み、足のしびれがなかなか良くならない」 そんな方に、まず知っていただきたいことがあります。
朝と夜で身長が変わる理由
朝の身長は、夜より 約1〜2cm高い と言われています。 その理由は 「椎間板」 です。 椎間板とは、背骨を構成する骨(椎骨)と骨の間にある 円形の軟骨組織 で、クッションのような役割をしています。 私たちが立つ・座る・歩く・物を持つといった日常動作の中で、椎間板は常に圧力を受け、背骨にかかる衝撃を吸収しています。
椎間板は「悪者」ではない
「椎間板ヘルニア」という言葉から、椎間板=痛みの原因・悪いものと思われがちですが、それは大きな誤解です。 椎間板は本来、 ・背骨の動きをなめらかにし ・ 衝撃から身体を守り ・ 日常動作を支える とても重要な「働き者」であり、身体を守っている組織です。
椎間板は日中に縮み、横になると回復する
首から腰まで、私たちの背骨には 23個の椎間板 があります。 これらは日中の活動によって、徐々に水分を失い縮んでいきます。 これが、 ・ 夜になると身長が低くなる ・ 長時間動いた後に腰や首がつらくなる 理由の一つです。 では、失った水分はいつ戻るのか?
椎間板が回復するのは「横になっている時」
椎間板は、背骨に体重がかからない状態になることで、 再び水分を吸収し、弾力を取り戻します。 研究では、横になってから最初の20分で、椎間板は水分の大半を回復すると言われています。 椎間板のために大切なのは夜だけでなく、日中でも横になる時間をつくることです。
椎間板に負担がかかりやすい生活習慣
以下に当てはまる方は、椎間板への負担が大きくなりやすいです。 •長時間座りっぱなし(デスクワーク) •前かがみ姿勢が多い •子どもを抱っこする機会が多い •重い物を持つ仕事 •施術や作業で前傾姿勢が続く こうした生活が続くと、椎間板が回復する時間が不足し、 痛みやしびれにつながりやすくなります。
椎間板ヘルニアは「使い方」を見直すことが大切
椎間板ヘルニアは、「椎間板が悪くなった」だけで起こるものではありません。 •姿勢のクセ •骨盤や背骨の動きの悪さ •股関節や周囲筋肉の硬さ •回復する時間の不足 こうした要素が重なり、 椎間板に過度な負担がかかり続けた結果として起こることが多いのです。 
当院の考えるヘルニアへのアプローチ
Kanamori鍼灸院では、 椎間板そのものだけを見る施術は行いません。 ・背骨・骨盤・股関節の動きを整える ・椎間板に負担をかけている筋肉の緊張を緩める ・神経の興奮を落ち着かせる ・日常生活での体の使い方を見直す 鍼灸と整体を組み合わせ、身体が回復しやすい状態を整えることを大切にしています。
「ヘルニア」と言われたら、手術しかないのか?
腰痛で来院された患者さんから、
「以前病院でヘルニアと言われました」
というお話を伺うことがあります。
そこで詳しくお聞きすると、
「レントゲンを撮ってヘルニアと言われました」
という方も多いです。
しかし、レントゲンでは椎間板(ヘルニア)は写りません。
ヘルニアかどうかを詳しく調べるためには、MRI検査が必要になります。
ヘルニア=すぐ手術ではない
MRIでヘルニアが見つかっても、多くの場合は
「手術までは必要ありません」
と言われます。
実際に、ヘルニアがあっても日常生活を送れている方はたくさんいらっしゃいます。
一方で、
- 強い足のしびれ
- 力が入りにくい
- 排尿・排便の異常
などがある場合には、早めに整形外科での詳しい検査や治療が必要になることもあります。
当院で大切にしていること
当院では、
「ヘルニアだから治る・治らない」
ではなく、
「今の症状はどこから来ているのか」
を大切にしています。
例えば、
- 腰やお尻の筋肉が強く緊張している
- 骨盤や股関節の動きが悪くなっている
- 姿勢や身体の使い方に負担がある
このような原因が重なって痛みが続いているケースも多くあります。
そのため、ヘルニアと診断されていても、筋肉や関節のバランスを整えることで痛みが軽減する方もいらっしゃいます。
手術を考えた方がよいケース
一方で、
ヘルニアが大きく神経を圧迫し、
- 強い痛みやしびれが常に続く
- 足に力が入らず歩行が困難
- 日常生活に大きな支障がある
このような場合には、手術が適しているケースもあります。
そのため当院では、
施術を続けることが最善ではないと判断した場合には、無理に通院をおすすめすることはありません。
必要に応じて整形外科での再検査や専門医への相談をご提案しています。
「ヘルニア=一生治らない」ではない
「ヘルニアだから仕方ない」
そう思って諦めてしまう方もいらっしゃいます。
しかし実際には、
画像上ヘルニアがあっても症状がほとんどない方もいれば、
反対に、小さな変化でも強い痛みを感じる方もいます。
大切なのは、
画像だけではなく、今のお身体の状態をしっかり確認することです。
腰痛や足のしびれでお悩みの方は、一人で悩まずKanamori鍼灸院までお気軽にご相談ください。