妊娠中の体調不良に対する鍼灸施術
妊娠中は、身体だけでなく心も大きく変化する時期です。
腰や背中・関節の痛みやめまい、不安感、眠れないといった症状まで続き、
妊娠中だから仕方ないと我慢してしまう方も少なくありません。
Kanamori鍼灸院は、
妊娠中に起こる不調のご相談を多く受けてきました。そして、開業以来多くの妊婦さんを施術してきた治療院です。

妊娠中は不調が起こりやすい
妊娠中は、ホルモンバランスの大きな変化により自律神経が乱れやすい状態 になります。
自律神経は、血流、呼吸、消化、睡眠に深く関わっているため、乱れることで、
痛みやむくみ・めまい・不安感・眠れないといった症状が現れやすくなります。
また、妊娠週数によって身体の負担や不調の出方も変わっていきます。
妊娠初期(1〜12週)に多い身体の変化
妊娠初期は、妊娠4〜9週頃に「器官形成期」と呼ばれる大切な時期があります。
心臓や目、耳など、赤ちゃんの重要な器官が作られます。
この時期の代表的な変化には、
• 強い疲労感
• 胃のむかつき・吐き気(つわり)
• 食欲の変動
• 頻尿
• 便秘や下痢
• 頭痛・めまい
• 気持ちの不安定さ
などがあります。
つわりを含め、妊婦さんの約半数以上が消化器系の不調 を感じやすい時期です。
この時期は、無理をせず食事は少量ずつ、身体を冷やさないこと、
足浴やお灸などで体温を保つことが、負担を減らす助けになります。
妊娠中期(12〜32週)に多い身体の変化
妊娠中期は比較的安定した時期ですが、
お腹が大きくなることで別の不調が出てきます。
主な変化として、
• 体重増加
• 姿勢の変化による腰痛・背中の痛み
• 首・肩こり
• お腹の張り
• むくみ
• 便秘・胸焼け
• 静脈瘤
などがあります。
胎動を感じ始める一方で、
腰や股関節の痛みが強くなる方も少なくありません。
「安定期だから大丈夫」と無理をしすぎると、身体に負担が蓄積しやすい時期でもあります。
妊娠後期(32週以降)に多い身体の変化
妊娠後期は、出産に向けて身体が大きく変化する時期です。
• 腰・骨盤・股関節の痛み
• 動悸・息苦しさ
• 不安感・焦り
• 眠れない
• 頻尿
• むくみ
• 過呼吸
• 恥骨や尾てい骨の痛み
などが出やすくなります。
「リラキシン」というホルモンの作用で骨盤が緩むため、痛みが出るのは身体の自然な適応ですが、痛みや緊張が続くと、心身の負担が大きくなりやすいため、身体を整えることが大切です。
妊娠中の不調に対する当院の考え方

妊娠中の不調は、我慢するものではありません。
赤ちゃんのためにも、お母さんがストレスのない安心した気持ちで過ごすことを当院では目指していきます。
Kanamori鍼灸院では、
• 自律神経の調整
• 血流の改善
• 筋肉や骨盤まわりの緊張緩和
• 呼吸がしやすい身体づくり
を目的に、無理のない施術を行います。
強い刺激や無理な矯正は行いません。
妊娠中の体調不良には鍼灸を
鍼灸は古くから妊娠中の体調管理に用いられてきた伝統的な施術です。お身体に負担が少なく、妊娠中の方にも安心して受けていただけます。
妊娠中のお悩みで当院が選ばれる理由
• 妊娠週数や体調を最優先に考えた、身体に優しい施術
• めまい・動悸・不安・不眠などの不調にも対応できる
• 開業以来妊活から産後まで診てきた実績をもとにした施術ができる
妊娠中のお悩みに関するよくある質問
Q. 妊娠中に鍼灸を受けても大丈夫ですか?
はい、体調や妊娠週数を確認したうえで行えば問題ありません。
当院では妊娠中に避けるべきツボ・姿勢・刺激量を考慮し、母体に負担のない方法で施術を行います。
Q. いつから通えますか?
妊娠初期・中期・後期いずれの時期でもご相談いただけます。
つわり、めまい、不安感などは妊娠初期から、
腰痛・動悸・不眠などは中期〜後期に多いご相談です。
Q. 病院で「異常なし」と言われましたが、つらいです
妊娠中の不調は、検査では異常が出ないことが多くあります。
ホルモンバランスや自律神経、血流の影響によるものも多いため、
「異常がない=問題がない」とは限りません。安心してご相談ください。
Q. めまいや動悸がある場合、施術は可能ですか?
可能です。
状態によっては仰向けがつらい・不安が強いこともあるため、
姿勢や施術時間を調整しながら行います。
施術中に少しでも違和感があれば、すぐに中止・変更します。
Q. 逆子や安産ケアと一緒に受けられますか?
はい、可能です。
妊娠中の不調ケアと、逆子・安産を目的としたケアは
同時に行えるケースも多く、体調を見ながらご提案します。
Q. どんな服装で行けばいいですか?
締め付けの少ない、楽な服装がおすすめです。お腹まわりを強く圧迫する服装は避けてください。施術着もございますので、来院時にお伝えください。
最後に
もう20年以上も前になりますが、長男が妻のお腹にいた頃、私は鍼灸学校の学生でした。
妊娠した身体を目の当たりにするのは初めてで、色々と体調が悪くなったり身体が痛くなったりする妻を見て心配になったものでした。
そして徐々に、鍼灸学校の先生や、先輩の先生の指導、そして様々なセミナーを通じて妊娠中の体調不良には鍼灸がとても良く効くことを知り、それまで以上に練習と勉強に励むようになりました。
当時は恐る恐るでしたが、私が施術をするたびに妻の体調は良くなり、さらに中だるみしていた鍼灸学校の成績も一気に上がるという「おまけ」も付いてきたのです。
もちろん、妊娠中の症状は人により様々です。鍼灸を選んでくれた方が安心して受けられて、楽になって帰ってもらえる施術を心がけています。
どのようなお悩みでも、どうかお気軽にご相談ください。
