長旅の疲労と楽器による手の痛みへの施術風景

長距離移動と楽器演奏で蓄積した身体の疲れ

今回は、イギリスを拠点に活躍される女性シンガーの方へ施術した時の施術の流れを、ご本人の許可をいただいた上でご紹介します。

長時間の移動による脚の疲れと、特に右足の第1趾(親指)の痛みが気になるとのことでした。

また、日頃からウクレレやギターを演奏されていて、左手の母指球からCM関節周辺の痛み、さらに首・肩のこり、背中や腰の疲れもありました。

長距離の移動や楽器演奏では、同じ姿勢が続いたり、特定の筋肉や関節を繰り返し使ったりするため、気になる部分だけでなく身体全体に緊張がみられます。


まずは全身の状態を確認しながら整体

最初にうつ伏せになり、身体全体の状態を確認しました。

筋肉や関節の動きを確認しながら整体を行っていきます。

痛みのある場所だけに施術するのではなく、身体全体をみながら、その方にとってどこに負担がかかっているのかを考えることが重要です。

今回も、右足の親指や左手だけに集中するのではなく、まず長旅や演奏によって蓄積していた全身の緊張を確認しながら施術を進めました。


整体のあと、そのまま全身への鍼施術

整体で身体の状態を確認した後は、うつ伏せのまま鍼施術を行いました。

首・肩、背中、腰、下肢などを中心に、必要な部位へ鍼を行っています。

鍼の刺激量についても一律ではありません。その方の体調や身体の反応を確認しながら調整しています。

当院では整体と鍼灸を別の施術として考えるのではなく、

整体で身体全体を整えながら、必要な部分には鍼でアプローチする。

という考え方で施術を行なうことが特徴です。

整体だけより深く、鍼だけよりやさしく。

これは当院の「Canadea式鍼灸®」の考え方にもつながっています。


身体全体の状態を確認しながら、整体と鍼灸を組み合わせて施術を行っています。

Canadea式鍼灸

仰向けで足・手・首肩へアプローチ

続いて仰向けになっていただき、特に気になっていた右足の第1趾周辺を確認しながら施術。

さらに、ウクレレやギターの演奏で日常的に使用する左手についても、母指球からCM関節周辺の状態を確認しながらアプローチ。

最後にもう一度、首・肩周辺の緊張や動きを確認し、手技による調整と鍼を行いました。

今回のように複数の場所に疲れや痛みがある場合でも、それぞれを別々に考えるのではなく、

足・脚 → 腰・背中 → 肩・首 → 手

と身体全体を確認しながら、施術内容を組み立てていきます。


施術後は「リラックスできて、身体が楽になった」

施術後には、

「とてもリラックスできて、身体が楽になった」

とのご感想をいただきました。

後日、イギリスへ帰国した彼女より「施術後から足の痛みが和らぎ、以前よりとても長く歩けるようになり、指の腫れも引いた」と、ご報告をいただきました。

治療をする者として、本当に嬉しいお言葉です。こちらこそ、素晴らしいご縁をありがとうございます。

海外への長距離移動が多い方、仕事や趣味で楽器を演奏される方、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方など、生活や仕事によって身体にかかる負担はそれぞれ異なります。

Kanamori鍼灸院では、症状のある場所だけではなく、身体全体の状態や身体の使い方も確認しながら、鍼灸と整体を組み合わせた施術を行っています。

首・肩、背中、腰、手足など、複数の場所に疲れや痛みを感じている場合もお気軽にご相談ください。


本記事・写真の掲載について

※本記事は、ご本人の同意をいただいた範囲で、施術時の状況や内容をご紹介しています。プライバシーに配慮し、個人を特定する氏名等は掲載していません。

※施術内容は、その日の身体の状態を確認したうえで個別に組み立てています。同様の症状であっても、施術内容が同じになるとは限りません。

※施術後の効果には個人差があります。

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