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瘀血と不妊

" かなもり鍼灸治療院, 不妊鍼灸 "

2024年11月27日

妊娠しやすい体質になるために大事なことの一つに、身体の瘀血(おけつ)を取ることがあります。

 

瘀血とは、古い血液が滞っていることを言います。

わかりやすく言うと肩こりも瘀血です。肩こりも腰痛も瘀血であり、気の滞る気滞(きたい)とも言えます。

 

参考までに症例を1つご紹介します。

37才の女性、Iさん。

慢性的な首の痛みと頭痛、そして耳のつまり感が主訴でした。

2週間に1回のペースで鍼灸治療を継続。

 

3回の治療で上記の症状は完治。疲労や天候などにより症状の変動はありますが、以前より快適に過ごせているとのことでした。

 

そしてIさんはご結婚後4年以上妊娠しないというお悩みをお持ちでした。

何年か前に婦人科の病院にも行ったけれど、これといった異常もなかったことと、働きながらの通院が大変だったため今は通ってない様子。

 

その後も不妊に対するツボも併用しながら鍼灸治療を継続していくうちに、初診から3か月ほどでIさんは自然妊娠したのです。

このように鍼灸治療がきっかけで妊娠に至る例は、当院では決して珍しくはありません。患者さんには驚かれますが・・

 

身体の中で慢性的な痛みを出現させている瘀血を取りのぞくことにより、血流の改善と本来流れるべきところへ血流が行きわたり、体質にも変化がでるものと私は考えています。

 

着床しやすいツボや女性ホルモンのツボも大切ですが、身体を楽にすることをまずは考えてみましょう。

 

ツボに反応してくれる元気な身体を取り戻す。

不妊鍼灸などと構えずに、気軽な気持ちで鍼灸を受けほしい考えています。

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: かなもり鍼灸治療院, 不妊鍼灸.
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