頑張る妊活から「力を抜く妊活」へ

「妊娠しやすい身体になるには、何を食べればいいですか?」
不妊でお悩みの方から、よくいただく質問です。
真剣に考えているからこそ、食事やサプリ、生活習慣について悩んでしまいます。
当院では、いつもこのようにお答えしています。
「何を食べるかよりも、何を食べ過ぎないないかを見直しましょう」
足すよりも「引く」体質改善
現代は、いわゆる「飽食の時代」です。
特に日本を含む先進国では、栄養が不足するよりも、過剰になっているケースの方が圧倒的に多くなっています。
• 大豆が良いと聞いて摂りすぎていないか
• 雑誌やネットで見たサプリを、いくつも重ねていないか
• ストレスから甘いものや間食が増えていないか
• 知らず知らずのうちに糖分過多になっていないか
「身体に良い」と思って続けていることが、
身体にとってかえって負担になることもあります。
飽食と妊娠力の関係
人の身体には「サーチュイン遺伝子」と呼ばれる、
細胞を老化から守り、ミトコンドリアの働きを助ける仕組みがあります。
この遺伝子は、常に栄養が満たされている状態よりも、少し控えめな状態の方が働きやすい
ということが分かっています。
もちろん、極端なダイエットは
ホルモンバランスを乱し、妊娠力を下げてしまいます。
ですが一方で、栄養過多・糖分過多もまた、
細胞の老化や卵子の質に影響を与える要因になり得ます。
体質改善において大切なのは、
「たくさん摂ること」ではなく「無駄に摂らない」ことです。
コレステロールは本当に悪者か?
「コレステロールは身体に悪い」
そう思い込んで、必要以上に避けている方も少なくありません。
しかしコレステロールは、女性ホルモンの材料や細胞膜を作る重要な成分にもなる成分です。
コレステロール
↓
DHEA
↓
女性ホルモン
この流れがあるため、コレステロールが低すぎることで排卵や月経に影響が出るケースもあります。
高すぎれば問題になりますが、低ければ良いというものでもありません。
妊活においても、ここでもやはり大切なのは「極端にならないこと」です。
検査で異常がないのに妊娠しないとき
Kanamori鍼灸院には、
20代から40代まで、さまざまな不妊のお悩みを抱えた方が来院されます。
• まだ病院で検査をしていない方
• 検査では異常がないと言われた方
• すでに体外受精を進めている方
検査で原因がはっきりしない場合、「原因がないのに妊娠しない」という状態が、
不安や自責の気持ちを強めてしまうこともあります。
東洋医学では、そのような状態を「妊娠のシステムの流れがスムーズでない状態」
と捉えます。
妊娠する機能がないのではなく、妊娠システムの流れがスムーズでない状態です。
その流れを良くしていくもの、これが気血であり
体内の血流・水分・自律神経の流れをスムーズにしていくことです。

妊活鍼灸の役割とは
妊活鍼灸の役目は、様々な原因により低下してしまった身体の流れを作り直していくことです。
•身体にかかっているストレスを減らす
•下腹部(腎気)の力をつける
•冷えや瘀血(血の滞り)を改善する
•自律神経とホルモンバランスを整える
検査では分からない「自覚のない身体の不調」を調整し、妊娠に向かう流れを整えていきます。
妊活は、努力や根性で結果が出るものではありません。
あなたはすでに十分努力はしてきたはずです。
力が抜けて、身体の流れが整い、脳の疲れが取れたとき、
妊娠に向かう力が自然と引き出されていきます。
頑張る妊活から「力を抜く妊活」へ。
その選択肢の一つとして、
当院の妊活鍼灸を知っていただけたらと思います。
