「休んでいるつもりなのに、疲れが取れない」
そんな方は少なくありません。
自律神経の不調は、特別な人に起こるものではなく、
休み方を忘れてしまった現代人の習慣の問題なんだと、私は感じます。
子どもや学生にも多い「構造的ストレス」
受験や勉強の疲労から、体調を崩す学生さんは少なくありません。
• 朝起きられない
• 頭痛・めまい・腹痛
• やる気が出ない
こうした不調の背景に多いのが、猫背による姿勢の悪さです。
姿勢の悪さによる身体へのストレスを「構造的ストレス」と呼びます。
姿勢が悪くなると背骨に歪みが生じ、
首や肩周りの血管・神経が圧迫されやすくなります。
東洋医学ではこれを「上気(じょうき)」(エネルギーが上に集まりすぎた状態 )
と表現します。
心のストレスが分からなくても、姿勢は目に見えて分かるサイン。
鍼灸では「百会」など気を下げるツボを使い、
自律神経を整えながら姿勢へのアプローチも行います。
東洋医学では、ストレスは「気の滞り」
東洋医学では、ストレスの状態を「気が滞っている」と考えます。
特に影響を受けやすいのが「肝(かん)」。
肝は
• 気の流れを整える
• 自律神経のバランスに関わる
• 筋肉や腱の緊張を調整する
といった役割を担っています。
ストレスが続くと肝の働きが乱れ、心も身体も張りつめた状態になります。
「なんとなく力が抜けない」
「リラックスしようとしてもできない」
そんな感覚がある方は、気の流れが滞っている可能性があります。
自律神経は「想像」でも休める
自律神経の大きな特徴、それは現実と想像の区別がつかないということ。
例えば、「一番リラックスした瞬間」を思い出してみてください。
• そのとき、何が見えていましたか?
• どんな音が聞こえていましたか?
• どんな空気や温度を感じていましたか?
五感を使って思い出すだけで、呼吸が少し深くなっていくはずです。
これは、想像によって副交感神経が働き始めている証拠。
忙しくて休めない人ほど、このように「どこでも休める方法」を持つことも大切です。
考えずに「感じる」。
それだけでも、神経は静かに切り替わっていきます。
悩みがなくならないときこそ動く
「悩みたくない」
でも現実には年齢とともに悩みの内容は変わるだけで、
なくなることはありません。
大切なのは悩みをゼロにすることではなく、処理できる身体を作ること。
それが運動です。
少し息が上がる程度の運動は自律神経にとってとても有効です。
• アドレナリンが分泌され
• セロトニンが生まれ
• 体温が上がり
• 思考が内から外へ向く
悩みや不安を抱えているときほど、身体を動かすことが有効です。
東洋医学の基本は習慣を変えること。
体は本当に、一番大切な資産です。
無理を続ける前に、一度立ち止まり、身体の声に耳を傾けてみてください。
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