ケガや不調で落ち込んだときに読みたい一冊
「スポーツ選手のためのケガに打ち克つメンタルトレーニング」高橋浩一 著 amazon
(ベースボールマガジン社)より抜粋
回復を早める心の使い方
- 鍼灸院には、ケガや痛みそのものよりも
「思うように良くならない不安」
「気持ちが落ちてしまった状態」
を抱えて来院される方が多くいます。そんな方に、治療家としても共感できる一冊でした。
この本と出合ったきっかけは、足首を骨折したバスケ部の次男へ何かを伝えたかったからです。
怪我に悩んでいるアスリートへの助言
東海大学体育学部教授・応用スポーツ心理学研究会代表 高橋 浩一
最初に質問です。あなたは、 ケガをして落ち込んだことがありますか?
もし「Yes」であれば、なぜ落ち込んだのですか?
誰かが、あなたに「ケガをしたら落ち込め」 というアドバイスをしましたか?
どこかの本に「ケガをしたら落ち込め」と書いてありましたか?
それなのにケガをして落ち込む選手がいるのです。不思議だと思いませんか?
それともケガをして落ち込むのがあたり前だと、 あなたは考えてますか?
ケガをして「ラッキー」というプラス思考は、 できないものでしょうか?
スポーツ選手にとって、ケガはあたり前のことと考え、 自分が限界以上に練習したから・チャレンジしたからという、 プラス思考に切り替えるのです。
もし足をケガしたなら、反対の足を強くする。
上半身の柔軟性を高める、理論を学ぶなど、 普段できていない部分の強化ができると考えるのです。 これもプラス思考の考え方です。
さらにプラス思考の考え方には「 自分がコントロールできることを考えましょう」 という大事な考え方があります。
自分がコントロールできないことを考えるのは、時間の無駄です。
ケガをしたことは「過去」のできごとです。 過去はコントロールできないことなのです。
(中略)
具体的に言えば「何でケガをしたのか? 何でオレがこんな目にあうのか?」 など過去のことを考えるだけ時間の無駄ですが、
「いい経験をした、これを次に活かそう!」 と現在の考えをコントロールすることはできるのです。
多くの選手の事例から、 一流選手はケガをエネルギーにしていることがわかります。
(中略)
またケガの経験が、 あなたが指導者になったときに選手の気持ちがわかる指導者として 、素晴らしいアドバイスができると思います。
(中略)
ケガをして落ち込む暇があれば、 プラス思考のメンタルトレーニングを試して欲しいのです。
それこそが、 あなたが復帰するための準備として最高のものになるはずです。
ケガをして体もパワーアップし心もパワーアップできれば、 もっと上手く強くなるに違いありません。
ケガでも体調不良や病気でも、回復には身体のケアと同時に「心が追い込まれすぎないこと」も大切です。
先ずは、病んでしまったことを受け入れること。
その段階までくると身体と心は変化します。
受け入れずに、病んでしまった原因追及や、過去に囚われてしまう人もいます。
一生ケガをしない人や、病気にならない人はいません。
誰しもそういう壁にぶつかる時期はあります。
回復には時間が必要です。
その事実を受け入れて、コントロールできるところを見つけ、変えていけるところから変えていくことです。
大会直前に骨折してしまった次男に伝えながら、
自分自身も大切なことを教わった本です。
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