流産と鍼灸について

皆さんこんにちは。Kanamori鍼灸院です。

今回は、不妊鍼灸について、そして少しつらいテーマですが、相談も多い「流産」についてお話しします。

問診票|Kanamori鍼灸院

流産を繰り返すという不安

「妊娠はするけれど育たない」
「心拍確認までいかない」
「何度も流産してしまう」

当院に通われている方の中にも、こうしたお悩みを抱える方は少なくありません。

流産の原因はさまざまですが、医学的には受精卵側の要因によるものが多いとされています。

そのため、
「冷えたから流産したのでは」
「自分の体が悪いのでは」

とご自身を責める必要はありません。

 それでも出来ることがある

では、私たちに出来ることは何か。
それは、卵子の質を高める身体環境を整えること。

鍼灸の最大の役割はここにあります。
・血流を整える
・自律神経を安定させる
・慢性的なストレスを減らす

身体の土台を整えることが、妊娠力のベースになります。

足への鍼施術風景|Kanamori鍼灸院

妊娠しやすい身体づくりと骨盤内の血流

流産体質の改善で重要なのが、骨盤内の血液循環です。

人間の骨盤は直立している構造のため、
どうしても血液やリンパが滞りやすい作りになっています。

長時間の座り仕事、立ちっぱなし、運動不足。
これらは骨盤内のうっ血を生みやすくなり、

古い血液が滞る

新しい血液が届きにくい

子宮・卵巣環境が整いにくい

という流れを作ります。

だからこそ当院では、 骨盤周囲の血流改善、下半身の循環強化、自律神経調整を重視しています。

瘀血(おけつ)を取る

東洋医学では、古い血液が滞った状態を「瘀血」と呼びます。
肩こりや慢性痛も瘀血の一つ。

慢性的な痛みがある身体は、
血流の偏りがある状態とも言えます。

実際に、流産で何年も悩んでいて、慢性的な首痛と頭痛で通われていた37歳の女性が、身体の循環を整える治療を続けた結果、3ヶ月後に自然妊娠された例もあります。
もちろん、施術の効果には個人差があります。

しかし、身体を楽にすることが、結果として妊娠力を高めることにつながるというのは、臨床の中で実感しています。

不妊鍼灸は特別なものではない

不妊鍼灸と聞くと、
特別な治療のように感じるかもしれません。

ですが実際は、 血流を整える、自律神経を安定させる、身体の緊張を緩めるという「基本」を丁寧に行う施術です。

身体が本来持っている力を、発揮しやすい状態に戻すことが目的です。

流産を経験すると、
心も身体も大きなダメージを受けます。

ですが、
流産=身体が弱い
ということではありません。

もちろん、自分を責める必要もありません。
身体が機能しているからこそ起こる、人間の「優れた」現象の一つなのです。

今できることを、一つずつ。一緒に整えていきましょう。

妊娠中のお悩み|Kanamori鍼灸院

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