耳鳴り・難聴
来院
患者様:30代女性 来院日:2025年7月
症状
ある日突然、「キーン」という高音の耳鳴りと耳の詰まったような違和感が出現。
耳鼻咽喉科を受診し、突発性低音型難聴と診断され、お薬による治療を開始されました。
「できるだけ早く改善したい」との思いから、鍼灸との併用をご希望され来院されました。
また、以前から貧血があり、疲れやすさも自覚されていました。
東洋医学的には、血虚(けっきょ)・腎虚(じんきょ)の状態がみられました。
さらに、耳だけでなく顔周りにも重だるさや違和感を感じていました。
施術と経過
病院での治療を継続しながら、鍼灸施術を開始しました。
耳周囲だけでなく、首・肩の緊張や自律神経、血流改善を目的とした施術を行いました。
顔周りの違和感もあったため、お顔への鍼(美容鍼)も併用して施術を行いました。
ご自宅が遠方のため、2週間に1回のペースで通院。
症状の変化やお身体の状態によりツボを変えながら、施術を進めていきます。
3回目の来院時には、耳鳴りや耳のこもる感じが軽くなってきたとのご報告をいただきました。
その後も回復は順調に進み、通院のたびに症状は改善。
合計6回の施術で、耳鳴り・耳の閉塞感ともにほぼ改善し、施術を終了しました。
※鍼灸施術の効果には個人差があります。
まとめ
突発性低音型難聴や耳鳴りは、症状や発症からの期間によって回復経過が大きく異なります。
そのため、すべての方が今回のような経過になるわけではありません。
耳の症状はとても不安になります。不安が強くなりすぎると脳は休まらず、良くなる症状やお身体も悪化させてしまうことがあります。
施術では不安やそれによるお身体の過緊張への施術がとても大事になります。
今回は、病院でのお薬による治療と鍼灸を併用しながら、比較的早期に改善がみられた症例でした。
耳鳴りや耳の詰まった感じ、聞こえにくさなどの症状は、早めの受診・早めの治療開始が大切です。