百歳まで歩くために重要な筋肉とは・・

皆さんこんにちは。

かなもり鍼灸治療院の金森です。

 

 

私事で恐縮ですが、

5月に大腿骨骨折をし手術をしました76歳の父も、予定より少し早い6月末に退院し、現在は多少の可動域の低下はあるものの、すっかり元気に回復しました。

 

豊橋の実家には、何年か前に誕生日にプレゼントした「ウォーキングマシン」があります。

骨折する前はほとんど使ってくれなかった父も、毎日欠かさずトレーニングに励んでいるようです。

 

 

ところで、

人間にあってサルにはない筋肉ってどこの筋肉だとおもいますか?

つまり「二足歩行」には必要だけど「四足歩行」には余り必要ではない筋肉はどこの筋肉でしょう?

 

 

それは「大殿筋」と「ヒラメ筋」です。

 

 

大殿筋はご存知の方も多いとおもいますが、おしりの広い部分を占める筋肉です。

姿勢を維持するための筋肉「抗重力筋」の一つです。

 

 

ヒラメ筋はふくらはぎの広い範囲を覆う筋肉で、アキレス腱と直接つながっています。

体の一番下で常に重心を調整してくれる筋肉です。

右の写真は右のふくらはぎを後ろから見た絵図です。赤い部分がヒラメ筋。

 

名前の由来はいくつか説がありますが、魚のヒラメに形が似ているというのが、最もわかりやすい理由です。

筋肉に詳しい人は「腓腹筋のほうが重要なんじゃないの?」とおもわれるかもしれません。しかし腓腹筋は人間とサルではあまり発達には変化がないようです。

 

 

 

ちなみに、下半身においてサルの方が発達している筋肉はどこでしょう?

 

 

それは、ももの後ろにある「ハムストリングス」なのですね。納得です。

 

 

人間が二足で歩行するのにもっとも必要な筋肉、

そして100歳まで歩くために重要な筋肉は「大殿筋」と「ヒラメ筋」です。

 

 

次回はこれらの筋肉を鍛えるための、父のような高齢者でもできる体操をご紹介しますね。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントする