眼精疲労は「目だけ」の問題ではない
パソコンやスマートフォンを使う時間が長い現代では、
「目が疲れる」「目の奥が重い」「視界がぼやける」といった
眼精疲労のご相談がとても増えています。
眼精疲労、
じつは目だけの問題ではないことが多いです。
目は血液をたくさん必要とする器官
目は、体の中でも特に血液を必要とする器官。
脳と同じく、常に大量の血流が使われます。
ところがデスクワークやスマホ操作が続くと、
• 上半身・頭部に血流が集中
• 下半身は長時間動かず血流低下
• 自覚のない「足の冷え」が起こる
という状態になりやすくなります。
目の酷使 × 下半身の冷え
これが、眼精疲労が慢性化する大きな原因です。
眼精疲労は「冷えのサイン」でもある
東洋医学では
「目は肝(かん)が司る」 と考えられています。
特に春は、
• 自律神経が乱れやすい
• 気が上にのぼりやすい
• 足は冷え、頭はのぼせやすい
この状態を
「肝気鬱血(かんきうっけつ)」 と呼び、
目の疲れ・頭重感・首肩のこりが出やすくなります。
今日からできる眼精疲労対策
難しいことをする必要はありません。
• 足首ウォーマーなどで足元を温める
• 休憩中は座りっぱなしをやめ、少し歩く
• 仕事以外の時間はスマホを見る時間を減らす
• できるだけ「遠くを見る」習慣をつくる
これだけでも目と自律神経の負担は大きく変わります。
眼精疲労に効果的なツボ
① 合谷(ごうこく)|手のツボ
親指と人差し指の骨が交わるくぼみ。
押すと「心地よく痛い」場所です。
• 目の疲れ
• 顔のこわばり
• 頭痛
にもよく使われます。
② 太衝(たいしょう)|足のツボ
足の親指と人差し指の骨の間にあるくぼみ。
• 自律神経の調整
• 目の疲れ
• イライラ・緊張感
を和らげるツボです。
③ 風池(ふうち)|首のツボ
後頭部、首と頭の境目のくぼみ。
首こり・目の奥の重さが強い方は、
ここを軽く押すだけでも楽になります。
20-20-20ルールとは?
目を守るためのシンプルなルールです。
• 20分作業したら
• 20秒間
• 20フィート(約6m)先を見る
近くばかり見続けないことが、
眼精疲労を予防する大切なポイントです。
鍼灸にできる眼精疲労ケア
鍼灸では、
• 首・肩・頭部の緊張をゆるめる
• 目に関係する経絡を整える
• 自律神経のバランスを調整する
といったアプローチで、
「目を休ませる体の状態」を作っていきます。



