
Kanamori鍼灸院では開業以来「妊活鍼灸」(不妊鍼灸)に力を入れており、多くの方にご利用いただいております。
鍼灸だけでなく、骨盤の調整をすることで妊娠しやすい体質に変えていけることも当院の強みです。
妊活において「骨盤」と「骨盤内の血流」はとても重要なポイントです。
子宮や卵巣は骨盤の中に位置しているため、
骨盤まわりの筋肉の緊張・姿勢・血流の停滞 が、そのまま妊娠力に影響します。
1. 骨盤が硬いと、子宮・卵巣の働きが低下しやすい
骨盤の動きはとくに
• 臀部(梨状筋)
• 腰(腰方形筋)
• 太もも(内転筋)
• お腹まわり
などの、骨盤に直接つながる筋肉と関わっており、これらが硬くなると骨盤内の血流が流れにくくなり、
子宮の内膜が育ちにくい・卵巣の反応が弱い・ホルモンが届きにくいという状態が起こりやすくなります。
2. 子宮・卵巣は血流がすべて
子宮や卵巣の働きは、血流によって大きく左右されます。
• 酸素
• 栄養
• ホルモン
• 老廃物の回収
これらすべてが 血液の流れ で行われているため、
血流が弱いと機能が低下します。
特に妊活では、
• 子宮内膜が育ちにくい
• 卵子の質が上がらない
• 月経周期が乱れる
• 冷えが強い
• 排卵がスムーズでない
といった状態が起きやすくなります。
逆に 血流が上がると妊娠力は自然と上向く 方がとても多いです。
3. 姿勢の歪みと妊娠力の関係
姿勢の悪さにより骨盤がねじれ、骨盤内の動脈・静脈が圧迫されます。
• 猫背 → 骨盤が後傾 → 子宮が圧迫気味
• 反り腰 → 腰椎が緊張 → 卵巣まわりの血流低下
• 足を組む癖 → 骨盤のねじれ → 子宮の位置が不安定
経験上、姿勢が整うだけで月経痛やPMSが軽くなる方は多いです。
それは 骨盤内の循環が改善するから です。
骨盤内の環境が整うと、子宮・卵巣が「本来の働き」を取り戻します。
そして、骨盤まわりの血流は「妊娠力のエンジン」と言われることがあります。
薬よりも、身体の環境そのものが変わると妊娠へ進む力が働く のです。
結論として、骨盤と骨盤内の血流を整えることは、妊活においてとても大切な要素です。
自然妊娠、体外受精、妊娠しやすい体質作り、妊活のことでお悩みなら、一度骨盤のことも考えてみてください。何か変わるきっかけになるはずです。