あがり症を呼吸と手から整える

こんにちは。Kanamori鍼灸院です。

人前に立つと急に緊張してしまう。
頭が真っ白になる。
顔が真っ赤になる。

そんな経験はありませんか?

実は私、とてもあがり症です。
しかも「赤面恐怖症」までありました。

だからこそ、今日は私自身が実際に助けられた方法をご紹介します。


あがり症は呼吸の暴走

緊張すると、呼吸は気が付かないうちに浅く速くなります。

これは身体が「危険だ!」と勘違いするからです。

まずは、この状態を落ち着かせることが大切です。


① 親指を軽く引っ張りながら「ふーっ」と吐く

やることはとても簡単です。親指を軽く引っ張りながら、

「ふーーっ」と長く息を吐きます。

ポイントは吸うことではなく、吐くこと。

あがっているときは無意識に息を吸い続けてしまいます。

長く吐くだけで、自律神経は落ち着き始めます。

左右2〜3回で十分です。


② 手のひらの「労宮(ろうきゅう)」を押す

次におすすめなのが、手のひらにある労宮(ろうきゅう)というツボです。

場所は、軽く握りこぶしを作ったときに中指の先が当たるあたりです。

親指で少し気持ちいい程度に押しながら、またゆっくり息を吐いてみてください。

労宮(ろうきゅう)

なぜ「手」を刺激すると落ち着くのか?

体の中で最も感覚が優れているのは舌ですが、その次に敏感なのが手や指です。

手は脳へ直接情報を伝える、とても大切な器官です。

東洋医学では、指先には「井穴(せいけつ)」というエネルギーの出入り口となるツボがあり、手のひらの労宮は精神的な緊張や自律神経を整える代表的なツボとして使われています。

また、人は心地よい刺激を受けると、脳は安心します。これを「脳報酬系」と呼びます。

つまり、

呼吸を整えながら手を刺激することは、脳に「大丈夫だよ」と安心のメッセージを送ることです。


あがることは悪くない

結論として、あがることは敵ではなく、味方なのです。

私は鍼灸師になってから患者さんの前で緊張することは少なくなりましたが、

今でも時々顔が赤くなることがあります。

東洋医学では、このような状態を「上実(じょうじつ)」といい、気が頭の方へ上がりすぎた状態と考えます。

でも、それでいいのです。

大切なのは、

「あがらないこと」ではなく、「あがってる自分を責めないこと」。

手と肩こりの関係|Kanamori鍼灸院

まとめ

緊張したら

  • 親指を軽く引っ張る
  • 労宮を押す
  • ゆっくり息を吐く

この3つを試してみてください。

呼吸が整うと、身体は安心し、自律神経も落ち着きます。

あがり症をなくすことではなく、あがっても大丈夫な身体を育てていきましょう。

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