鍼灸の適応|肩こり・腰痛だけじゃない、鍼灸にできること

鍼灸は、肩こりや腰痛だけのものではありません

「鍼灸って、肩こりとか腰の痛みの人が行くところですよね?」
これは、初めて来院される方からよく聞く言葉です。

鍼灸を受けたことがない方にとって、
鍼灸や東洋医学はやや遠い世界に感じられるかもしれません。

ですが実際には、鍼灸は次のような症状にも幅広く用いられています。
        • 自律神経の乱れ(寝つきが悪い・動悸・不安感)
        • 頭痛・片頭痛
        • 胃腸の不調
        • 生理痛・PMS・不妊・逆子
        • スポーツのコンディショニング
        • 顔のむくみ・たるみ など

Kanamori鍼灸院にも、
「病院では異常なしと言われたけれど、つらさが続いている」
そんな方が遠方からも来院してくれます。

鍼灸|Kanamori鍼灸院

鍼灸で身体の声を聞く

西洋医学的な数値はとても大切です。
しかし、異常が見つからなくても不調が続くことが多いのも事実です。

東洋医学では、その不調を「身体の声」として捉えます。

たとえば、
        • 胃の不調は、本当に胃酸の出すぎだけが原因なのか
        • 頭痛や動悸は、身体や脳の結果かもしれない

症状だけを抑えるのではなく、
「なぜその症状が出ているのか」を一緒に探す。
それが、鍼灸師の大切な役割だと考えています。

足への鍼治療|Kanamori鍼灸院

鍼灸の特徴の一つが、遠隔のツボを使う治療です。
        • 顔や歯の痛みには、手の「合谷」
        • めまいには、足の親指の「大敦」
        • ぎっくり腰には、手の「腰腿点」
        • 寝違えには、手の「落枕」

症状のある場所から離れたところにあるツボが身体に作用することは、東洋医学では自然な考え方です。

例えば逆子の鍼灸治療。
お腹に直接施術することはほとんどなく、手足のツボを使って行うことが多い治療です。

施術中に「赤ちゃんがよく動きます」と驚かれる方も少なくありません。

鍼灸は最後の手段ではない

「鍼灸は刺激が強いから、最後に取っておくもの」
そう思われている方も多いですが、実は逆です。

鍼灸は、身体にとって非常にやさしい治療法です。
薬のように内臓へ負担をかけることもありません。

だから本当は、
「つらくなってから」ではなく、「早めのケア」として受けてほしいです。

東洋医学では「身体は心、心は身体」と考えます。

春先などは、
怒・喜・思・悲・憂・恐・驚 といった感情(七情)が乱れやすい季節。

社会生活の中で感情を抑えることが続くと、
無意識に筋肉へ力が入り、首や肩まわり(板状筋・斜角筋など)が強く緊張します。

交感神経が高ぶっている間は不調に気づきにくく、
落ち着いた頃(5月前後)に症状が一気に出ることもあります。
いわゆる「五月病」も、こうした流れの中で起こります。

忙しい時期こそ、
意識して心と身体を整える時間を作ってあげてください。

鍼灸との出会い

私自身が鍼灸と出会ったのは、高校時代の水泳がきっかけでした。
膝の痛みがなかなか改善せず、最後に「騙されたつもり」で受けた鍼灸で、
膝が動き出した経験が今につながっています。

逆子の施術をきっかけに、
「鍼灸が好きになった」という方もたくさんいらっしゃいます。

鍼灸治療すべてが思い通りに良くなっていくわけではありません。
それでも、身体と向き合い今できるところを変えていく。

「こんなことで相談していいのかな?」と思う時こそ、
鍼灸院を思い出してください。いつでもご相談をお待ちしております。

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