こんにちは。
Kanamori鍼灸院の金森です。
当院では鍼灸治療とあわせて食事の考え方・指導を大切にしています。
「何を食べると身体にいいんでしょうか?」
これは、日々とても多くいただく質問です。
健康に過ごしたい。
できれば、ならなくていい不調や病気は避けたい。
そう思うのは、とても自然なことです。
その中で多くの方が
「~がいいらしい」
「~は身体に悪いらしい」
と、情報を探し続けています。
でも、答えはテレビやネットではなく、自分の身体が知っています。
食べ物は「歯」が教えてくれる
人間の歯の構成は
• 臼歯(穀物をすり潰す歯):16本
• 糸切り歯(肉を切る歯):4本
• 前歯(野菜を切る歯):8本
この比率、どこかで見たことはありませんか?
そう、ご飯(穀物)・野菜・少量の肉、いわゆる「日の丸弁当」に近い構成です。
「もっと肉を摂れ」
「糖質は敵だ」
「プロテインが足りない」
さまざまな情報がありますが、
日本人の身体は、もともとこのバランスで長く生きてきました。
特別なことをしなくても、身体はすでに答えを持っていたのです。
妊活で大切なのは「完璧」より「流れ」
妊活では
• ホルモン値
• 生理周期
といった数値や指標に目が向きがちです。
もちろん大切ですが、それらを「完璧」にしようとする必要はありません。
今より少し良くすること。
それだけで、身体は確実に変わります。
「入れる」前に、「出す」
身体は、「出たら入る」というシンプルな法則で成り立っています。
• 呼吸
• 血液
• リンパ
• 腸の動き
どれも同じです。
古いものが溜まったままでは、新しいものは入ってきません。
満員電車に、さらに人が乗れないのと同じです。
妊活においても、骨盤内の血流、腸の状態、呼吸の深さ、
こうした「流れ」がとても重要です。
呼吸も、腸も「吐く・出す」が先
「呼吸」と書くように、
吐く(出す)が先、吸う(入れる)が後 です。
しっかり吐けるようになると、自然と呼吸は深くなります。
腸も同じで、きちんと出せるようになると、
食欲や吸収力は自然に戻ってきます。
実際、妊娠される頃には
「便秘や下痢が気にならなくなっていた」
という方はとても多いです。
栄養は「足す」より「過不足を減らす」
現代は飽食の時代です。
• サプリメント
• 健康食品
• 甘い飲み物
• 無意識のおやつ
栄養は足りないどころか、過剰になっていることも少なくありません。
「サーチュイン遺伝子」という、細胞の老化を抑える働きを持つ遺伝子がありますが、
これは空腹時に働きやすいことが分かっています。
過剰なダイエットは良くありませんが、過剰な栄養も、身体の老化や卵子の老化につながります。
「妊娠しやすい身体になるには、何を食べればいいですか?」
まずは、
「何を食べるかより、何を入れすぎていないかを見直してみましょう」
まずは
• 食べすぎていないか
• 甘いものが習慣になっていないか
• サプリに頼りすぎていないか
そこを整えるだけで、身体は正直に反応してくれます。
身体を変えるのに、特別なことは必要ありません。
身体の声を聞き、流れを取り戻すこと。
いちばん遠回りのようで、いちばん近道だと思っています。
