不調は「湿」と「水分バランス」から整える
こんにちは。
Kanamor鍼灸院の金森です。
暑い季節にもかかわらず、
・急な首の痛み
・ぎっくり腰
・関節痛や神経痛
といったお問い合わせが、この時期は意外と増えてきます。
実は夏は、高温多湿の気候や冷房の影響で、
体の中に余分な水分がたまりやすい季節でもあります。
夏に起こりやすい「湿熱(しつねつ)」という状態
東洋医学では、
体の中に湿気と熱がこもった状態を「湿熱(しつねつ)」と呼びます。
体が湿気ると、
・重だるさ
・むくみ
・関節の違和感
・神経のピリピリした痛み
などが出やすくなります。
それまで抑えられていた痛みが、夏になってじわじわ表に出てくるのは、
この「湿熱」が関係していることが多いです。
体調管理は「出す力」を整えることから
この時期に大切なのは、体の中にたまった余分な水分を、きちんと外に出すことです。
ポイントは大きく3つ
① 食事
・ゴボウ(解毒作用)
・豆類、トウモロコシ、枝豆(除湿作用)
・トマト、キュウリなどの夏野菜(利尿作用)
は、この時期におすすめです。ただし、冷え性の方は夏野菜の摂りすぎに注意しましょう。
② 排泄
体内の余分な水分は、尿と便として排出されます。
除湿作用のある食材をバランスよく摂り、排泄が安定しているか意識してみてください。
③ 汗をかく習慣
暑い季節でも、冷房の効いた快適すぎる環境にいると、意外と汗をかけていない方が多いです。
普段あまり汗をかかない人ほど、意識的に汗をかく習慣を作ることが大切です。
私自身、週に1回ほどプールで泳ぐことを習慣にしていますが、運動後に飲むお水は本当に美味しく感じます。
体質改善に欠かせない「水」の話
人の体の大部分は水でできています。
・乳幼児:約80%
・成人:60〜70%
・高齢者:50〜60%
体の半分以上が水です。
これだけ大きな割合を占めている水は、体質に大きな影響を与えます。
人の体は、いわば「水袋の集合体」です。
細胞の中は水で満たされていて、その水が汚れると代謝が落ち、老廃物もたまりやすくなります。
だからこそ、体の中の水は、毎日新しいものに入れ替える必要があるのです。
水の3つの大切な役割
① 胃腸の流れをよくする
水は胃腸で吸収され、全身へ運ばれます。
不要なものを尿として排泄し、便通も助けます。
② 血液・リンパの流れをよくする
水は血流を改善し、新陳代謝を活性化します。
血液の質が悪くなると、エネルギー循環が滞り、疲れやすく、脂肪もたまりやすくなります。
③ 細胞に栄養を届け、老廃物を運び出す
全身の細胞に酸素と栄養を運び、老廃物の排出=デトックスを促します。
どんな水を選べばいい?
■ アルカリ性の水
妊活中・妊娠中の方にもおすすめなのが、アルカリ性の水です。
健康な体液はPH7.4前後の弱アルカリ性。
アルカリ性の水は体との相性がよく、吸収されやすい特徴があります。
疲労がたまると体は酸性に傾き、代謝や脂肪・糖の分解が滞ります。
アルカリ性の水は、そのバランスを整える助けになります。
おすすめ例
・キリン アルカリイオンの水
・クリスタルガイザー
・六甲のおいしい水
・富士山のバナジウム天然水
・温泉99
■ 酸性の水
酸性の水には抗菌作用があります。
・風邪のひき始めのうがい
・疲労時の炭酸水(乳酸の中和)
などには有効です。
ただし、日常的に飲み続けるのはおすすめしません。
体を酸性に傾けてしまうため、
「疲れた時の一時的な使用」がおすすめです。
まずは「飲み物」を見直してみましょう
普段、清涼飲料水や甘いラテで喉を潤すことが習慣になっていませんか?
まずは、その一杯を「水」に変えることから始めてみてください。
体の中から整い、少しずつ体質の変化を感じられるはずです。
そして生活習慣の見直しとあわせて、鍼灸による体の調整もぜひご相談ください
