思春期に鍼灸を

こんにちは。

かなもり鍼灸治療院の金森です。

 

本日最後の患者さまは小学6年生のサッカー少年。

足首の痛みでした。
病院では「有痛性外脛骨」との診断。
色々なケガがありますが、
子どもが体を痛める原因のほとんどは、
使い過ぎによる痛みです。
少々の炎症くらいなら問題ありませんが、「骨軟骨障害」まで進行するなら「練習量を考えろ」と体が痛みで訴えているのです。
休むのが一番の「薬」となります。
一番心配なことは「成長痛だから・・」と自己判断で無理をすることです。
「成長痛」とは7歳までの子どもに原因もなく夜だけ下肢に痛みが出るもの。
運動が原因のものは成長痛ではないのです。
成長痛という「便利な言葉」に頼って、練習をズルズルと続けると、せっかく治るケガも慢性化してしまいます。
かなもり鍼灸治療院には学生の来院も多いです。
小学生から高校生まで、一時的なケガや痛みから「起立性調節障害」などのお悩みまで様々です
施術も「鍼は怖いから」と整体のみ受ける子から、鍼を好んで受けてくれる子までいます。
急激に成長する思春期の心と体はとても繊細です。
骨格の変化に体内の各器官が追いつかず、色々な症状を起こすことがあります。しかし長引きそうな問題でも、姿勢を調整するだけで案外簡単に体が変化することも、思春期の体にはあったりします。
思春期の体のお悩みも、ぜひ一度鍼灸を試してみてください。

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