うさぎ跳びに対する様々な意見
以前、あるテレビ番組でウサギ飛びの特集をしていました。
スポーツドクターやトレーナーなど多くの専門家が、いかにウサギ飛びが体に悪いか、 時代遅れかを説明していました。
うさぎ飛びを過度に長時間することで、腓骨という下腿の外側にある骨に体重がかかり過ぎ負担をかけます。
さらに痛みを我慢して続けると、腓骨が「疲労骨折」するリスクが高まります。
そして、膝を深く曲げたままジャンプするうさぎ跳びは、お皿(膝蓋骨)と脛骨が引っ張り合う形となり成長期に起こる「オズグッド・シュラッター病」のリスクも高めてしまうのです。
うさぎ跳びのフォームと練習時間
「疲労骨折」と「オズグッド・シュラッター病」のリスク。
ともに、膝を深く曲げたままジャンプするというフォームに問題がありそうです。
逆に、膝の曲げ伸ばしをしっかりと行った、足腰の筋肉をバランスよく使ううさぎ跳びは、ケガのリスクも軽減します。
つまり、うさぎ跳びは短時間で集中して行うことに意味があるトレーニングであり、何時間もかけて膝も伸ばせなくなるまで行うトレーニングではないのです。
結論は「うさぎ跳びをするとケガをするのではなく、正しいうさぎ跳びをしないと怪我をするリスクがある」
ということになります。
うさぎ跳びの効用
さて、先ほどのテレビ番組の話には続きがあります。
「うさぎ跳びは悪物」ということで会場は一致し終了するかと思いきや、最後のインタビューが元プロ野球選手の村田兆治さんでした。
「僕はウサギ飛びのおかげでプロになれた」
と熱く語り始め、いかに ウサギ飛びが素晴らしいトレーニングか、うさぎ跳びをしたことで足腰を強くなり、何より心が鍛えられたという思い出を、目を輝かせて話し始めたのです。
もちろん、会場の空気はこの一言で一瞬にして変わったのでした。
これがプロというものなんですね。
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