逆流性食道炎

このようなお悩みはありませんか?
        • 胸やけが続いてつらい
        • みぞおちがムカムカする
        • ゲップが自然と出てしまう
        • 酸っぱいものがこみ上げてくる
        • 胸やみぞおちの痛みで寝つきが悪い
        • なんとなく不安感が出てくる

上記の症状は、私自身も経験した症状です。
だからこそ、お身体のつらさだけでなく、
「また出たらどうしよう…」という不安や胃の調子と連動してくる 自律神経の乱れ も、よく分かります。

逆流性食道炎とは?

胃の中の強い酸(胃酸)が、食道に逆流してしまうことで、
胸やけやムカムカなどの症状が出ます。
        • 粘膜がただれる「びらん性胃食道逆流症」
        • 粘膜はきれいなのに症状だけ強い「非びらん性胃食道逆流症」(とても多い)

どちらもストレスや生活リズム、自律神経の影響を大きく受けます。

症状があるのに検査では“異常なし”と言われる方もじつは多く、
そのぶん 「どうしたら良いのか分からない」 と悩まれる人がとても多い疾患です。

逆流性食道炎の主な原因

1. 下部食道括約筋(ふたの筋肉)のゆるみ

食道と胃の境目にある“ふた”がしっかり閉まらないと逆流が起こります。
(加齢・ストレス・姿勢の乱れ・自律神経の関与が大きい)

2. 胃酸過多(胃が疲れている状態)

脂っこいもの・糖質過多・暴飲暴食・間食などが続くと胃酸が増え、
胃が「強く反応しすぎている」状態になります。

3. 自律神経の乱れ

(最も多い原因)
患者さんも自覚がないまま交感神経が優位になり、消化管全体の動きが低下します。

これは私自身も経験したことなので、
つらさが長引く理由、気持ちが落ち込む瞬間など。とてもよく分かります。

鍼灸でできること

① 後頭部のツボで迷走神経を整え、胃の動きを回復させる

後頭下筋群を緩めることで迷走神経の働きが改善し、消化管全体が「落ち着く方向」に動きます。

② 手足のツボで胃・食道の動きをサポート

腕・足には消化器に深く関わるツボがあり、
ここを整えることで“胃が静かになる感覚”が出やすいです。

③ 顔や頭のツボで副交感神経を優位にする

美容鍼でも使うポイントの一部が自律神経調整に最適です。
その結果、胃腸が動きやすくなり、症状が和らぎます。

実際によくある変化


        • 胃のムカムカがまず軽くなる
        • 夜の不安感・寝つきが改善
        • ゲップの頻度が減る
        • 胸やけが出る「回数」や「強さ」が弱くなる

僕が逆流性食道炎の施術に力を入れている理由

実は、私自身が昔この症状で苦しんだ経験があります。
薬では一時的に落ち着くけれど、
体の緊張・ストレス・自律神経の乱れが残ったままだと、またぶり返してしまう。

だからこそ、
「症状だけ」でなく
「その背景にある体質・心のストレス」
の両方を整える施術を大切にしています。

逆流性食道炎の施術で一番大切なこと、それは胃酸を「敵」と思い抑えることではありません。

心身の疲労から胃酸が出過ぎてしまう状態、胃酸を吸収しにくくなっている身体を癒すことです。

逆流性食道炎は命に関わる病気ではありませんが、
仕事・家事・睡眠すべてに影響し、生活の質を落としてしまうつらい症状です。

あなたと同じ悩みを抱えた患者さんは多く、
改善していく姿をこれまでたくさん見てきました。

そんな不安がある方こそ、ぜひ一度ご相談ください。