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呼吸と自律神経(4)

" 自律神経 "

2014年6月10日

■緊急のときほど、吐く息に注意する

リスクマネジメントで、緊急の際の対処法について研究し、対策を練っている企業や個人は多いと思います。

ただ、そうしたときに「呼吸」を考えることは、ほとんどいないのではないでしょうか。だからあえて考えてみましょう。

私たち人間も動物ですから、本能があります。

外敵に襲われたなら、即座に戦闘に備えて身構えるようにできています。血圧を上げ、心拍数を高くし、身体を緊張させます。

これには呼吸も入っていて、吸う息に力が入り、交感神経が働きます。

 

つまり「吸う息に力」→「緊張」という流れになっているのです。

 

バレーボールや野球、サッカー等のチームプレーでは、追い込まれて「負けるかもしれない」というムードになったとき、そのままズルズルいかないために、監督が選手に円陣を組ませることはよくあります。

そして、みんなに肩を組ませて「オーっ!」とか「行くぞ!」などと言わせます。

 

これは、普段の仕事やプライベートでも応用できる方法です。

試しに、短く声を出して、自分に気合いを入れてみましょう。そのあと、驚くほどスムーズに事が運ぶことが多々あります。

 

営業にでかける前には、「ヨシ!必ず取ってくるぞ」と、一声出します。異性に告白する前なら、「ヨシ!必ず告白する!」と誓ってみましょう。

 

「頑張るぞ!」と声を出した時と、何も口に出さずにいたときとを比較してみると、声を出したときのほうが、圧倒的に元気になれますし、結果もついてくることが実感できるはずです。

私は毎朝意識的に「行ってくるぞ!」といって家を出るようにしています。

短く声を出すというのは、意味としては、「呼吸を変える」ことです。そして、呼吸を切り替えると、「気」が身体にパッと入ります。そう、良い「気」が入り、気の流れをつくるのです。

「気」についてはまた詳しく記事にしてみますね。

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: 自律神経.
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