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呼吸と自律神経(3) あがり症撃退法

" 自律神経 "

2014年3月24日

人前に出ると、あがってしまい、うまく話せなくなる方は、多いと思います。

今日はそんな方々に、簡単な克服法をお伝えします。

 

いうまでもなく、あがっているときには、あがるような呼吸をしています。これを下げて、落ち着くように呼吸をします。

あがっているときには、とかく、あがりに意識が集中してしまっています。こんなときは、他の事をすると、そちらに意識が分散されて、あがりを少し軽くすることができます。

手の平に「人」と書いて、それを飲むと「人を飲む」ことになるのでいい、などというのも同じです。

 

手の平に「人」と書いているときに、同時にあがりのことは考えられません。なぜならそこに意識が集まるからです。

ここであがりを克服する呼吸法をお話します。

1つは、親指を引っ張りながら「ふーっと」音を出して、口から息を長く吐きます。あがりは、せかせかと短い呼吸をしているので、ふーっと長く吐く事で呼吸を切り替えるのです。

 

左右交互に引っ張ったら、呼吸を整えて1セットです。これを2セットから3セットで十分ですから、あがってしまった時に、試してみてください。

もう1つは、手の平を親指で強く押しながら、「ふーっと」音を出して息を吐きます。

これも左右交互に1、2セットで十分です。深く長く吐けたら、あがることはなくなります。

 

 

こんなことを書いている私はとてもあがり症で赤面恐怖症でもあります。

子供の時は、好きな女の子の前でちょっとしたことで真っ赤な顔になり、恥ずかしいことばかりでした。

そんなことがコンプレックスだった時期に一番影響を受けた言葉は、森田療法の

 

「あるがままに成すべきことを成せ!」

 

でした。

恥ずかしかろうが赤くなろうが伝えるべきことを伝える。そのように考えられるようになった時、コンプレックスは少しずつなくなっていきました。

 

勤務時代よく他のスタッフに、

「よくそんなに冷静に患者さんに説明できますね」と言われました。

正直とても緊張しあがってます。おそらく顔も真っ赤です。

でも伝えるべきことを伝えることです。解りやすくゆっくりと。

 

少し話題がそれてきそうです。

ちょっとした小手先のテクニックですが、ぜひ試してみてください。

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: 自律神経.
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