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ツボの話 姿勢の改善には「飛揚」

" 自律神経, 鍼灸 "

2017年2月22日

皆さんこんにちは。

かなもり鍼灸治療院の金森です。

先日の症例から・・

 

 

20代女性のUさん。

 

 

全身のダルさと朝起きれないというお悩み。

自分はうつではないかと心配していました。

 

 

うつかどうかはとりあえず置いといて、

気になるのはUさんの姿勢。

 

 

過度の猫背と首のつまり。

首は第二頸椎の後方への歪みがとっても強い。

 

 

首の過剰な歪みは若い人の場合、

痛みとしてよりも

自律神経系の体調不良として表れやすいものです。

 

 

筋肉の緊張やストレスなどの情報は、絶えず脳まで伝えられているものです。筋肉や骨格の悪い状態は、交感神経を過剰にし血管を収縮させ血流を悪くします。

 

 

若い人ほどそれに気づきにくいものです。

 

 

姿勢の改善には土台のバランスが肝心。

先ずは足からです。

 

 

Uさんの場合はふくらはぎにあるヒラメ筋が機能していない立ち方をしています。ヒラメ筋の機能低下は身体を前に倒してしまうため、前傾姿勢になりがちです。

 

 

結果的に猫背などの不良姿勢になりやすくなります。アキレス腱を痛めたり、足指の関節炎を起こしたりする可能性を高めます。

 

 

そんなときこそツボを利用した治療です。

 

 

「飛揚」(ひよう)というツボは下腿部後外側にあるヒラメ筋のツボ。腰痛や坐骨神経痛、冷え症などにはとてもよく使用するツボです。

 

 

ヒラメ筋のPNFトレーニングを行ったあと、この飛揚に鍼治療。その後また立ってもらうとそれだけでも姿勢は変化します。

ヒラメ筋という姿勢を作るための抗重力筋がしっかり機能するだけでも身体は変わろうとするのです。

 

 

まずは変えられるところから変えて行こう!

うつかどうかと考えるのはそれからです。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: 自律神経, 鍼灸.
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