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ツボの話 気を付けをすると見つかるツボ「風市」

" スポーツ鍼灸, 鍼灸 "

2017年3月1日

皆さんこんにちは。

かなもり鍼灸治療院の金森です。

今回もツボについてです。

 

 

気を付けの姿勢をすると手の中指があたるところ。ももの外側中央の固い部分、そこが「風市」(ふうし)というツボです。

 

 

筋肉でいうと腸脛靭帯があるところ。腰痛や脚のしびれ、その他全身のかゆみにも効くツボです。

 

 

左右の風市を触るとどちらが固いでしょうか?

 

 

風市が固いということは腸脛靭帯が固いということ。腸脛靭帯の下には外側広筋という筋肉があります。腸脛靭帯と外側広筋は滑り合いながら股関節と膝を動かすわけです。

 

 

これを「滑走」と言います。

 

 

腸脛靭帯が固くなればなるほど外側広筋との摩擦が生じ、外側広筋の動きも悪くなります。

外側広筋は膝のお皿にくっついています。つまり腸脛靭帯の固さは膝のお皿(膝蓋骨)の動きを低下させるということです。お皿の固さは当然、膝の痛みを起こしやすくしますね。

 

 

さて左右の風市はどちらが固かったでしょうか?

 

 

固い側はしっかりとほぐして固さを取るようにしましょう。

なかなか取れないほど硬化している場合は、即効性がある鍼灸を受けましょう。

即座に固さが和らぐはずです。

 

 

今年の東京マラソンも終わりました。

ランナーの皆さま、

身体のメンテナンスを忘れずにしましょう!

 

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: スポーツ鍼灸, 鍼灸.
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