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ふくらはぎは知っている

" 整体, 鍼灸 "

2016年1月13日

皆さんこんにちは。

かなもり鍼灸治療院の金森です。

 

 

人の数だけ足の形はあります。

足はその人の生活や体調を表すものです。

今回はそんなお話・・

 

 

ふくらはぎは第二の心臓。

 

 

二足歩行をする人間にとって、心臓から遠い下半身は循環が悪くなる場所。

ふくらはぎは足元から血液を上半身に押し上げ、全身の循環機能を高める役割を果たしています。

 

 

東洋医学的に見ても、ふくらはぎを見ると身体の状態がわかります。

 

 

ふくらはぎの内側⇒消化吸収や代謝

肝臓、脾臓、すい臓、腎臓のツボがあるところで、身体の消化吸収や水分代謝の状態をあらわします。ふくらはぎの内側のツボとしては「三陰交」が有名ですね。

ツボに関係なくとも内側の気血の流れを良くすることが、身体全体の消化吸収や代謝機能を高めます。

 

 

ふくらはぎの外側⇒消化

胃や胆のうのツボがあるところで、胃痛や消化不良と深く関係しています。

養生のツボとしても知られる「足の三里」が有名でしょうか。胃が疲れているときはこの部分が固くなるものです。

 

身体の重心が前に行き過ぎている場合、例えばハイヒールなどで足が疲れると必ずこの部分が固くなります。お風呂などでよくマッサージしたり、足三里などへのお灸ができればさらに効果的です。

 

 

ふくらはぎの後ろ側⇒循環

膀胱のツボがあるところ。

尿のトラブルもあらわす場所ですが、膀胱のツボは腰から背中や肩へとながれるため、全身の痛みのトラブルとも深く関係しています。

首や背中、腰などの痛みがなかなか取れないようなとき、一度この部分の血流を良くしてみてください。

 

またふくらはぎの後面つまり腓腹筋などの筋力が少ない場合、背中の踏ん張りも弱くなるため猫背になります。腓腹筋は「姿勢筋」の一つで姿勢を維持するパワーになっているのです。

猫背の方はこの部分を強くしましょう。

 

強くする方法は筋トレだけではありません。

 

歩くときに足ゆびで地面を「蹴る」という、あたり前の動きを意識するだけでもかわります。ふくらはぎの弱い人、猫背の人は地面を蹴れていないことが多いのです。

 

 

上記のように姿勢とふくらはぎは密接な関係があるので、

自分はどこの辺りが疲れやすいか、どこが弱くなっているかを知ることも健康への手がかりとなるわけです。

 

 

ふくらはぎは「第二の心臓」。

 

 

二番手ゆえにあまり意識してもらえない、少しかわいそうな心臓でもあります。

本当の心臓は直接は触れませんが、ふくらはぎは触れます。

 

しっかりケアして大切に管理してくださいね。

 

 

この記事を書いた人

東京都江戸川区西葛西の「かなもり鍼灸院」院長の金森浩士(かなもり こうじ)です。

23歳の時に愛知県より上京し、13年間の修行を経て平成25年に開業しました。

「体の中から元気にする鍼灸」目指し、日々治療院経営に奮闘中です。どうぞよろしくお願いします。

 

カテゴリー: 整体, 鍼灸.
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