悩みを解決する行動とは

「若者の悩みなどランニングすれば大抵は吹っ飛ぶものだ」

二十歳の頃に本で読んだ三島由紀夫の言葉です。

 

この言葉に出会ってから、私は毎日のようにジョギングをするようになりました。

自分はどんな仕事がしたいのか・・

なんで俺は田舎者なんだ・・

彼女ができない・・

などなど書けばきりがありませんが、とにかく悩みを持った若造は走り続けたのです。

 

やってみると、走るというのは本当にメンタルに効くものです。

走ると気持ちがよくなり、頭はすっきりとし、意識が内から外へ向き、やる気が出ます。

 

そして走るリズムがアドレナリンを高め、筋肉を動かすことで身体が温まり、セロトニンが生まれます。さらに体力が付くことで自信にもなります。

そんなランニングを、40代の現在でも続けています。

 

あの患者さんはなぜ良くならないのか・・

20年後も今のまま働けるか・・
子供達は非行に走らず成長してくれるか・・

母はボケずに元気でいてくれるだろうか・・
どんどん年を取ってしまう・・

 

若いときの悩みとは違う、年齢特有の悩みが今もついてまわります。

結局、悩みは娯楽と捉え上手に付き合うのが良さそうです。

 

悩みや不安を抱える人が望むのは、不安になりたくないということだけです。

ランニングをはじめ、息が切れるくらいの激しい運動は悩める人がなにかへ向かって動くことを後押ししてくれます。

だからランニングは走れる限り一生続けるつもりです。

 

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