日頃、何気なく考えもなしに私たちは呼吸をしています。
少しイメージするだけで、呼吸はさらに心と体を変えてくれるのです。
そのイメージとは、難しいイメージではありません。
息を吐きながら、
「私のなかからマイナスが出て行く。モヤモヤした気分、イライラ、悩み、つらいこと、体内の毒素が呼気とともに出て行く」
とイメージします。これ以上は吐けないというところまで、マイナスイメージを吐ききります。
次に息を吸いながら、
「身体の中にプラスが入ってくる。元気、活気、エネルギー、パワーが体内に入る」
とイメージしましょう。
そして、「入ってくる、入ってくる」と頭の中で繰り返してみましょう。
これをしっかりとイメージしながら行えば、たったの3分間で、体中に力があふれてくるのを実感できるはずです。
最初は単純に「いま吐いている」「いま吸っている」ということを自覚していきます。これが身に付いてきたら、次は「イメージをしながら」呼吸をしてみましょう。
東洋医学の究極は習慣を変えること。
呼吸という習慣を、さらに身体にいい習慣に変えてみましょう。
