自律神経失調症の原因
自律神経失調症の原因
症状が一人一人違うように、自律神経失調症の原因も様々です。
●生活リズムの乱れ
夜更かし、夜型、夜間勤務や子供時代からの不規則な生活習慣など
●過度なストレス
仕事などの社会的なストレス、人間関係、精神的なストレス、環境的なストレス、科学的
ストレス(栄養面なども含む)、構造的なストレス(ケガや歪みによる体が受けているストレ
ス)
●ストレスに弱い体質
子供の頃からすぐに吐く、下痢しやすい、環境が変わると眠れないなど、生まれつき自律
神経が過敏な人もいる
●女性ホルモンの変化
女性は一生を通じてホルモンのリズムが変化し続け、この変化が自律神経の働きに影
響を与える
自律神経の4つのタイプ
1.本態性型自律神経失調症
要因:生まれつき自律神経の働きが乱れやすい
特徴:低血圧、虚弱体質、体力のない人に多い
2.神経型自律神経失調症
要因:心理的なことから
特徴:自分の身体の不調に敏感な人がなりやすい
3.心身症型自律神経失調症
要因:感情、疲労などの日常的なストレスを無理に抑え続けることにより
特徴:もっとも多いタイプ。現れる症状やその重さが様々
4.抑うつ型自律神経失調症
要因:ストレスの蓄積などによるうつ反応
特徴:症状に気づかなかったり、我慢や無理の蓄積により「うつ症状」が生じる
自律神経失調症の初期は症状が現れても頑張れてしまうため無理をし続けてしまうことが多い。 なぜなら交感神経が強くなっているためです。
症状に気づかなかったり、無理をし続けると「抑うつ型」へ発展し、やがて「うつ状態」となっしまいます。
自律神経失調による症状は「身体からのシグナル」ともいえます。そのシグナルに早く気づき、身体を休ませ、適切な治療をしていくことが重症化させないための近道です