腰痛の症例1 女性 40代

患者

女性 40代 看護師

来院

2020年 7月

症状

2日前仕事終了後、右の腰に痛みが出現した。

前屈する時と座っている時に痛い。

下肢にしびれは無し。

 

何年か前より慢性的な腰痛を患っており、整形外科で「椎間板腰痛症」と診断を受けている。

その後、マッサージには時々行くものの鍼灸は今回が初めて。

 

施術と経過

(鍼灸施術の効果には個人差があります)

 

右腰のツボ「大腸兪」の圧痛が強い。

骨盤は右上方変位。筋緊張が強く引っ張られるため。右の骨盤が上方へ上がり、逆に右肋骨が下る。

生理的な範囲の歪みは誰にでもあるけど、歪みが強くなり過ぎると筋肉も疲労しやすくなる。

 

うつ伏せで筋リリースをした後、鍼施術を行う。ツボは大腸兪、至室、腎兪、委中、天柱。

置鍼時間5分。

横向きで吸角療法を行い、上向きで股関節・頚部調整。

 

施術後症状が軽くなり、初回の施術だけで腰痛に関してはなくなった。

現在は腰痛と肩こり、頭痛の予防のために月1回程通院してくれている。