「なんとなく息がしづらい」「寝つきが悪い」「急にドキドキする」
こうした不調、実は自律神経の乱れが原因かもしれません。
現代はストレスや不規則な生活で、自律神経が乱れやすい時代。
ですが、薬に頼る前にできることもたくさんあります。
今回は、生活習慣の見直しと鍼灸によるアプローチで、自律神経を整える方法をご紹介します。
自律神経を整える生活習慣
1. 睡眠リズムを整える
自律神経のバランスは、「眠りの質」に大きく左右されます。
理想は、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きること。
夜ふかしやスマホの光は、交感神経を刺激してしまうので要注意です。
🔸おすすめ:寝る1時間前にはスマホを手放し、ぬるめのお風呂+軽いストレッチをする。
2. 腹式呼吸で副交感神経を優位に
緊張や不安を感じた時こそ、「吐く」呼吸を意識してみましょう。
お腹を膨らませながらゆっくり吸い、長く吐く――それだけで、身体はリラックスのスイッチが入ります。
🔸おすすめ:朝・夜に5分だけ、静かな場所で腹式呼吸を習慣に。
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3. 食生活で腸を整える
自律神経と腸は深くつながっています。
発酵食品(納豆・味噌・ヨーグルト)や野菜、雑穀などを意識して取り入れましょう。
🔸おすすめ:朝は白湯+バナナやヨーグルトで内臓を優しく起こすのが良い
4. 「冷え」をためない
冷たい飲み物・シャワーだけの入浴・薄着などによる「冷え」は、自律神経の乱れを招きます。
季節を問わず、「首・お腹・足首」を温める意識を持ちましょう。
自律神経と鍼灸の関係
自律神経のバランスが崩れると、内臓の働きや血流にも影響が出てきます。
そんな時に、乱れた自律神経に働きかけられるのが鍼灸の強みです。
自律神経は、すぐに整うものではありません。
けれど、「眠り方」「食べ方」「呼吸」「ツボへの刺激」など、小さな積み重ねが、体と心の安定につながっていきます。
もし、
• 薬に頼りすぎたくない
• 慢性的な不調の原因がわからない
• 心も体もラクになりたい
そんなお気持ちがある方は、ぜひ一度鍼灸の力を体感してみてください。
