慢性的な痛みを改善するには

首が痛いとか、首が重だるいなどの、慢性的な首の不調を抱えている方は当院にも多く来院されます。
首に不調がある方は、日ごろからストレッチをしたり、マッサージを受けたりしていることも多いですが、一時的に良くなってもすぐに戻ってしまうことが首の不調の特徴の1つです。

そのような場合、首に歪みがあったり、ストレートネック気味であったり、筋肉の凝りがとても強いなどの問題はあります。

しかし、長引いている首の不調は、首以外のところに目を向けると改善するきっかけが見つかることも多いです。

例えばお腹です。

お腹に横皺ができるように前かがみになってみてください。

猫背のような姿勢です。

この時動くのはお腹ですが、1番筋肉に負担がかかっているのは首の筋肉と言うことに気づきましたか？

お腹を正しく使えていない、またはお腹の筋力不足の問題が強ければ強いほど、首への負担も強くなってくるのです。

お腹の緊張を取り、お腹の歪みを調整し、お腹の機能を高める。

それだけで長引いていた首の痛みが改善することがあるのです。

首に限らず、いろいろな治療をしたけど、すぐに戻ってしまう症状は、いちど視点を変えて本当の原因部分を考えてみましょう。

改善する手がかりがきっと見つかると思います。

この記事を書いた人

院長：金森 浩士

かなもり鍼灸治療院　院長：金森浩士（かなもり　こうじ）

Canadea合同会社　代表社員

 

東京江戸川区西葛西３－２－１１　村井ビル１F

０３ー６４５６－０６５７

 

両国柔整鍼灸専門学校（現 スポーツ健康医療専門学校）鍼灸科 卒業

はり師きゅう師 国家資格取得